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<<   作成日時 : 2014/11/13 18:53   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 2 / トラックバック 0 / コメント 0

 旧作の再読ばっかりっていうのも悪くはないのだけれど、やっぱりさぁ、新作・書き下ろしっていうやつも読みたいもんなんですよ。例えていうと、通い慣れた帰宅路を今日は変えてみようかなとか、ダラダラと無意識に息をして生きているのをちょっとだけ止めてみようかなとか、まぁそんな感じ(相変わらず例えがヘタですが)。
 ただねぇ、以前にも嘆いたことがあるのですが、ここんとこ書店に並んでいる新刊は、やれ企業物だったり警察物だったりいじめ問題だったり、なんかねぇ、似たようなものばっかりなんだよねぇ。昔の「社会派推理小説」っていうやつが世間を賑わせていた時の雰囲気がプンプンと匂っていて、「物語」ってそんなもんばっかりじゃないだろっていう気がして憤慨しているのですよ(この辺の不平・不満はいつの日かもっと詳しく書いてみたい)。

『さよならの手口』若竹七海(文春文庫)読了
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――探偵を休業し、ミステリ専門店でバイト中の葉村晶は、古本引取りの際に白骨死体を発見して負傷。入院した病院で同室の元女優の芦原吹雪から、二十年前に家出した娘の安否についての調査を依頼される。かつて娘の行方を捜した探偵は失踪していた−。有能だが不運な女探偵・葉村晶が文庫書下ろしで帰ってきた!(わっ、久しぶり)
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 あの“葉村晶”も四十代だってさ。いやはや時の流れっていうやつは凄いもんだ。それにしてもこのシリーズ(?)はこんなにハードボイルドでしたっけ。ユーモアがあって毒があってしっかりした謎解きがあって、一つの作品でいろんなタイプのミステリを楽しめる、かなりお得な作品なのでした。(必読ですぞ。84点)

『サイタ×サイタ』森博嗣(講談社ノベルス)読了
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――「キレイニサイタ」「アカクサイタ」謎めいた犯行声明をマスコミに送りつける連続爆発事件の犯人、通称・チューリップ爆弾魔。その犯行が報道される中、SYアート&リサーチに持ち込まれた奇妙な素行調査。対象者−佐曾利隆夫に以前の同棲相手へのストーキング疑惑が浮上する。張込みに加わったバイトの永田絵里子は、佐曾利を尾行中、爆弾事件に遭遇する。そして第一の殺人事件が!(何故か読んじまうんだよなぁ)
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 忘れた頃に刊行される森作品。忘れたい頃に突然目の前に現れる森作品(失礼)。
 この作家は何を意図してこの作品を書いているのか、と考えなくてもいいことを考えてしまう作家さんって、この“森博嗣”さんだけではなかろうか。シリーズが続く限り読まざるを得ないっていうのは、ファンであることの悲劇だよなぁ、と思わざるを得ない作品(よくわからない感想です。77点)
 『ユリイカ』っていう雑誌が今月号で「森博嗣特集」を組んでいるんだよなぁ。これも読んじゃうんだろうなぁ。

 出来ればまた明日。

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