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<<   作成日時 : 2014/09/10 18:45   >>

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 ブログの質で勝負が出来ないならば、量で勝ってやろうじゃないか、というわけで頑張って更新をしています(しようとしています)。
 この「ペンギンブックカフェ」を始めて9年目に突入しているみたい。なんとまぁ、私にしてはよくやってるねぇ(休みがちではあるけれど)。こんなに長くやっていると、おんなじグチばっかりとか何度も繰り返す思い出話とかどこかで聞いたことのあるような言い回しであるとか使い回しの常套句とか、わかっちゃいるけどつい出てしまうってなもんなんだ。許して欲しいんだなぁ。もうしばらく続けるからさぁ。

『死の天使はドミノを倒す』太田忠司(文藝春秋)読了
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――人権派弁護士の弟はなぜ消えたのか? 家族を捨てて我が道を行く弟・薫は“死の天使”こと嶌崎律子の弁護を買って出た直後、謎の失踪を遂げる。
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 時には社会派ミステリ作家、またある時は本格ミステリ作家、またまたある時はユーモアミステリ、ジョブナイルミステリ、SFっぽいものもあり、まぁようするになんでも書いてしまう作家さんである。何故かデビュー以来、大好きなのです。
 どんなジャンルの作品であっても、一本筋が通っているというのか、作家の信念みたいなものが感じられるからかなぁ。それは「生」を描いても「死」を描いても疎かにしないっていうところ。そういうところが信じられる作家さんなんだなぁ。
 この作品、社会派ミステリと見せながら、徐々に本格物になっていくところが見事な作品なのです。(80点)

『わたしが出会った殺人者たち』佐木隆三(新潮文庫)再読
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――犯罪事件を取材して半世紀。幾多の殺人の真相を書き続けてきた作家が、古希を越えた今、これまでの取材を振り返り、殺人者との交流を回想する。拘置監で大粒の涙を見せた無期懲役囚、「自分を小説に書いてくれ」と資料を寄越した家族殺害犯、著者が喪主を務めた前科十犯の男−。昭和・平成を震撼させた凶悪犯18人の知られざる肉声や人間臭い横顔を描く、著者の集大成的な犯罪回顧録。
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 何をいまさらの作家さんであり作品なのですが、新潮文庫になったのを機に再読となりました。興味深いと簡単に言ってしまってはまずいのかも知れないが、底知れぬ暗闇を見せつけられ震撼とするとともに、もしかして誰もが持っている闇なのではないかと気がつきまたまた震えがきてしまう。
 記述の視点やら時間があっちこっちと動きすぎて、今一つ集中できない文章ながら、この手の本はどうしても手が出てしまうのです。(75点)

『五覚堂の殺人』周木律(講談社ノベルス)読了
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――放浪の数学者十和田只人は、超越者善知鳥神に導かれ、雪の残る東北山中の館−“五覚堂”へと足を運んだ。そこで神に見せられた記録媒体には、ごく最近、五覚堂で起きたと思われる、哲学者を父に持つ一族の遺産相談に纏わる、連続密室殺人事件の一部始終が! だが、五覚堂は事件の痕跡が拭い去られている…。消失した事件の解とは!? 加速するシリーズ第三弾!!
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 文句を言いながらもシリーズ3作目も読んでしまった。世間では4作目が出ているみたい。
 この人のこのシリーズって、どうしても後出しミステリのような気がしてしょうがない。読者をミスリードさせといて新しいアイテムを出してくるっていう感じ(意味わかるかなぁ)。これって、反則一歩手前じゃない? 今一つわけわかんない登場人物たちのキャラを含めての魅力を感じてよ、っていうシリーズなのかなぁ。次も読むけどさ。(72点)

『リップステイン』長沢樹(双葉社)読了
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――僕は渋谷の街角で、殺人鬼を追うきみと出会った。ある時は「武者修行中」と笑い、またある時は傷だらけで電話してくる。世間が震える連続事件の現場に必ず現れる美少女。君は一体、何者なんだ? 張り巡らされた謎、緊迫のクライマックス。ストーリーテリングの手腕が炸裂する、青春ミステリーの新機軸!
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 「樋口真由“消失”シリーズ」を書いている作家さんらしい作品と言えばいいのかな。どっかでリンクしているのかと期待していたのだが、どうも単独作品らしい(多分)。この人の小説って、「結局、一体何が言いたいんだ」っていう気になるのはどうしてだろう。読み込めてないっていうことなのかなぁ。面白いんだけど、読後になんにも残らないんだよなぁ。構成を凝っている割に凝っている理由がわからない感じ、かな。(面白いんだって。74点)

『上石神井さよならレボリューション』長沢樹(集英社)読了
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――成績不振の草食系写真部員・設楽洋輔。眉目秀麗で天才で変態の岡江和馬から、勉強指導と引き換えに鳥好きの美少女・川野愛香の盗撮を請け負うが、不可解な「消える」事件に巻き込まれ…。
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 上記『リップステイン』を読み終えた時に、あぁそういえばこの作品をまだ読んでいなかったと気が付いて、急いで手にしました。
 これ、面白いではないですか。途中から「美少女・川野愛香」はどこいったぁ、っていう感じになったのは笑ってしまったのですが、この作家さん、もしかしてこういう単純な構成の方がいいんじゃないか。これってシリーズ化するんだろうか。もしかしてもうなってる? また読んでみたいと思わせるものはあったかな。(生意気ですが、76点)

(これからの不安)
 まだまだアップしていない読了本があるんだけど、どうしようかなぁ。

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
ペンギン店長さん、こんにちは。

再開されてからの数日の更新、凄まじい読了数ですね……!
もはやわたしは周回遅れになってしまってますが、ご感想を見て読んでみたくなったタイトルをせっせとメモしております。
小路さんの新刊はこれから二ヶ月ほどは出ないそうなので(淋しい)、今のうちにわたしも積読本の消化やら何やら、がんばりますね。
一気に涼しくなってきたので、くれぐれもご自愛くださいね。

みけねこ
2014/09/11 16:58
 みけねこさん、いつもコメントありがとうございます。サボってばかりで申し訳ありません。
 ただ今、小路さんの旧作の何回目かの読み直しに入っております。もう離れられないんだなぁ。何回読み直せばみけねこさんのレベルに到着するのでしょうか。
 身体の方は風邪もひかない凡人以下だからなぁ。たぶん大丈夫だと思います。
 何回目かの、これからしばらくは続けますので、よろしくお願いします。
 
ペンギン店長
2014/09/11 18:08

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