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<<   作成日時 : 2014/10/07 09:20   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 2 / トラックバック 0 / コメント 2

 いやぁまぁ、なんと申しましょうか、いかんなぁ、どうしようもないなぁ、まずいよなぁ。本を読むスピードとブログを更新するスピードが合わないというのでしょうか(言い訳)、ここにきて自分の作文力に自信がなくなったと言いましょうか(自虐)、誰も読んでいないブログを一生懸命がんばってもなぁ(禁句)。いつもいつもグチばっかりだ。

 いやあのね、これまで自分は「本好き」ではあるけれど「本狂い」ではない、「活字中毒」では決してない、「そんな、自分なんてたいして読んでる方じゃないっすよ」って言ってきたし思ってきたのですが、ここいらでちゃんと自分を見直そうかなぁ。私は「本だけの人」ですって。

『烏に単は似合わない』阿部智里(文春文庫)読了
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――人間の代わりに「八咫烏」の一族が支配する世界「山内」で、世継ぎである若宮の后選びが始まった。朝廷で激しく権力を争う大貴族四家から遣わされた四人の后候補。春夏秋冬を司るかのようにそれぞれ魅力的な姫君たちが、思惑を秘め后の座を競う中、様々な事件が起こり…。史上最年少松本清張賞受賞作。(これが何故「松本清張賞」なんだろう?)
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 もうすでに3作目が出ているというのに、ようやく一作目を読了。表紙の「なんだかなぁ」という脱力感満載の雰囲気からは想像できない内容に驚き。今ひとつテーマというのか創作意図というのか、そういったものが見えてこないのですが、早く続きを読んでみたいと思わせるものがあったかなぁ。(どうして「松本…」…? 78点)

『災厄』周木律(角川書店)読了
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――高知県のとある集落で、住民全員が集団死する事件が発生。調査が開始されるが、同様の事件が付近の集落で続発、徐々にその範囲を拡大していた。厚生労働省キャリアの斯波は、政府内の対策本部で事件の原因をウイルス感染と主張するが、テロリズムだと主張する反対勢力に押し切られてしまう。本部の迷走に危機感を覚えた斯波は、原因究明のため自ら四国へと乗り込む。一方、斯波の同期で、かつて斯波に陥れられて広島の検疫事務所に左遷された宮野は、事件解決への道筋を描けないまま、被災者の救護に奔走していた。災厄に立ち向かうため因縁のふたりが再び手を取り合ったとき、浮かび上がる驚愕の真実とは―!?(こういうのも書くんだと驚いた。)
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 何故か読んじゃうんだなぁ、この作家さん。講談社ノベルスの「堂シリーズ」(こんなシリーズ名だったんだ!)の方は正直、もういいかなぁと思ってはいるのですが、どうにも気になる人ではあります。
 では、このシリーズ外の作品はどうだったか? あのねぇ、あまりにも普通すぎて逆に新鮮だった…(本当にすみません)。物語の中の唯一のビックリはさすがに秀逸ではあると思うものの、その周りのすべてが古すぎなのではないかと…(本当に言い過ぎです)。この作家さんならではの何かが欲しかったなぁ。(それが何かはわからないが。74点)

『ぼくの嘘』藤野恵美(講談社)読了
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――親友の恋人に密かに恋心を抱いている地味な眼鏡男子の笹川勇太は、クラスの女王的存在の結城あおいに致命的な弱みを握られてしまい、彼女の頼みを聞くはめに。パソコン部で趣味はゲームとアニメという本気系オタク男子と、バイトでモデルもするような世慣れた美少女、同じクラスにいても会話したこともなく、決して交わることのなかった二人が、ある目的遂行のために行動をともにする。立場や視点は真逆でも“世の中の複雑さ”をよく知っているという共通点からか二人の相性は意外と悪くなく…? リアルすぎるのに、ロマンティックな、新感覚の青春小説。(もうこういう青春小説は止めるべきなんだろうなぁ)
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 先日読んだ『わたしの恋人』の続きというのか後日談というのか、主人公を替えた別のお話というのか、まぁどうでもいいけど、傑作です。
 この主人公二人の設定が抜群にうまい。古典的な恋愛小説という言い方があるのでしょうが、いつもどこでもどうなっても恋愛とか青春とかっていうもんは、たいして変わらないもんなんだよ、っていうことがよくわかるお話(私は何を言ってるんでしょうか)。
 ラストの場面は、もうおじさん最終章を迎えた私にとっては微笑ましくニヤリとしたところだったのでした。(なに熱くなってんだろう。78点)

『敗者たちの季節』あさのあつこ(角川書店)読了
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――甲子園初出場をかけた地区予選決勝で敗れ、海藤高校野球部の夏は終わった。だがそこへ、優勝校・東祥学園が出場を辞退したという報せが届き−。敗者のままでは終われない。読めば誰もが胸打たれる鮮烈な青春小説!
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 うまいですねぇ、さすが“あさのあつこ”さんです。これまで「シリーズを乱発だけしてちっとも結末に辿りつかない作家さん」であるとか、「うまい人って書き方がまるでオートメーション化しているみたい」であるとか、まぁ好き放題なことを言わせてもらっていたのですが、それでも読んでしまうっていうのは、実はその力量を認めているからであって……。(すみませんでした。77点)

 この作品を読んで、急遽「“あさのあつこ”さんの高校野球小説を読んでみよう」となったのでした。

『さいとう市立さいとう高校野球部』あさのあつこ(講談社)読了
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――ロシア人の血をひくイケメン高校生の山田勇作。中学校では野球部に所属していたが、訳あって今は帰宅部で自由を満喫していた。ところが四月のある放課後、どうやっても似合わないユニフォーム姿の男が現れ、勇作を野球部に勧誘する。男は美術教師にして野球部の監督、鈴ちゃんこと鈴木先生だった。幼馴染にも食い下がられ、お試し入部をした勇作は、独創的な練習方法に驚きの連続だったが、いつしかチームに愛着を感じはじめ−。
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『さいとう市立さいとう高校野球部−甲子園でエースしちゃいました−』あさのあつこ(講談社)読了
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――山田勇作は高校二年生。家族そろって大の温泉好きだ。通学するさいとう市立さいとう高校では野球部に所属し、エースピッチャーとして幼馴染の一良とバッテリーを組んでいる。一年生のとき、夏の甲子園大会地区予選では、交通事故で意識不明になった監督の鈴ちゃん不在のなか、準決勝まで勝ち進んだ。そして今年、意識を取り戻した鈴ちゃんとともに思い新たに活動してきた野球部は、みごと甲子園大会への出場を決めるが!?
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 こんなにうまくいくわけないじゃないか、と読んでいる間中プンプンと呟いていたのですが、これがなかなか面白い。脱線しまくりの文章は2冊を一気に読むにはいささか苦しいものがあったのですが、途中から癖になる。手を変え品を変え、それでも王道の高校野球小説をこうまで面白くしてしまう“あさのあつこ”さんに脱帽だったのでした。(2冊一緒で78点)

(今日の決意)
 がんばって更新します。(何回目?)

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
またまた一気にきましたね
読書生活に耽溺しておられるようで
ひと安心(?)です
考えてみれば、意外なほどに
店長との読書遍歴は「重なってない」のに
やっぱり更新がないとさびしいのです

そういえばいくらリクエストがあるといっても
あさのさん、書きすぎみたいで心配です
チョロ
2014/10/09 18:08
 チョロさん、コメントをもらっておきながら返事が遅くなりすみませんでした。
 パソコンも精神的にも肉体的にもどうも不調が続いています。でも本だけは読めているっていうのは根本的なところが変なのかも。
 なんとか頑張りたいと思っています。長い目で見ていただければ幸いです。
ペンギン店長
2014/11/08 17:25

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